アレルギー/花粉症

アレルギー/花粉症

 アレルギー性鼻炎とは異物を排除しようと鼻の粘膜の働きが過剰におこりすぎてしまうもので、症状の出かたから「季節性」と「通年性」に分かれます。主に鼻の粘膜のある下鼻甲介という部分の粘膜が腫れたり分泌液を出したりして症状が出ます。季節性のアレルギー性鼻炎は、スギやヒノキを中心とした花粉に対するアレルギー性鼻炎です。特に日本ではスギ花粉症の罹患率は著しく高く、もはや国民病と言っても過言ではありません。

 通年性のアレルギー性鼻炎はホコリ・ダニ・カビ・動物のフケなど様々な物質に対するアレルギーです。特にホコリやダニは身近にある物質であり一年を通して症状がでる原因となります。

 鼻は身体の中で、呼吸器のフィルターの働きをしています。鼻の粘膜が肥厚したり分泌液を出したりしてホコリや粉塵などの異物が肺に入らないように除去をする働きがあります。(PM2.5などの微細な粒子は残念ながら除去できません。)この働きが過剰になったものがアレルギー性鼻炎と言えます。

左がアレルギー性鼻炎の方、右が正常の鼻の所見です。○の部分の下鼻甲介の粘膜が腫れて鼻みずを分泌しているのが分かります。

症状

くしゃみ・鼻みず・鼻づまり・目のかゆみなどです。

検査

アレルギー性鼻炎は、治療を始める前にアレルギーの原因を特定することで、予防や対策を立てる事が可能となります。アレルギーの検査では、問診や鼻鏡検査を行うとともに、血液検査によって抗原(アレルギー症状を引き起こす原因となる物質)を特定します。抗原の特定は13項目までを保険で算定することが可能となります。

治療

内服薬(抗ヒスタミン薬・漢方薬など) 点鼻薬 点眼薬

 花粉症の薬は、非常に多くの種類があります。そして個人個人の体質や症状の強さによって、効果や副作用の現れ方が千差万別であり、よく効いて副作用が少ない薬を選ぶのは意外に難しいです
 薬を決定するためには、症状や鼻粘膜の所見などを治療のガイドラインと照らし合わせて内服薬・点鼻薬・点眼薬などの組み合わせを決定します。また以前に使用されたお薬の効き方を参考にさせて頂くこともあります。

まずは短期間の処方でお試し頂き、症状をみてさらに必要であれば変更したり、長期処方へ切り替えたりします。

 

花粉症・アレルギー性鼻炎に対しての手術療法

下鼻甲介粘膜レーザー焼灼術

 鼻の下鼻甲介という部分の粘膜をレーザーで焼いて、その機能自体を落としてしまう手術です。

 当院では花粉症のレーザー治療にYAGレーザーを採用しております。一般的に使用されるCO2レーザーよりも深達度が高いため効果が強く、またスギ花粉の飛散期でも照射できるなどのメリットが報告されております。費用は両側を施行して自己負担3割の方では約6500円程度で行う事ができます。レーザーだけであれば予約は不要です。効果の持続期間は約1~2年程度とそんなに長くはないので、花粉症のシーズンが始まる前の12月頃に行っておくのをおすすめします。


下鼻甲介粘膜全体にレーザーを照射します。

粘膜下下鼻甲介骨切除術

 下鼻甲介に電気メスを用いて切開を加えて、中の骨を取り除く手術です。
骨を取り除いた分だけ下鼻甲介のボリュームがなくなり、鼻づまりが改善します。また鼻みずにも効果があります。切開した部分はだいたい1~2週間で治ります。少し大きい手術になりますので、外来日ではなく、あらためて手術日に行います。

 効果はレーザーよりも強いです。


下鼻甲介に切開(赤線)をいれ、中の骨を除去します

医院概要

茅ヶ崎耳鼻咽喉科クリニック
耳鼻咽喉科・小児耳鼻咽喉科・アレルギー科

〒253-0085 
神奈川県茅ヶ崎市矢畑725-1

TEL.0467-59-4133

駐車場 : 当院8台 第二駐車場9台
アクセス: 茅ヶ崎駅北口 神奈中バス
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肥地力バス停
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